オーガズム(絶頂感)の持続時間は、男は5秒、女は20秒って本当?

男女のオーガズムで決定的に違うのは、その長さです。

オーガズムは、これまでに身体反応に基づいて定義されてきました。代表的なのは、マスターとジョンソンの4段階モデルです。そのモデルによると、男女の性反応は、次の4段階に分けられます。

  • 興奮期
  • 平坦期
  • オーガズム期
  • 消退期

このモデルに基づいてグラフ化された、男女のオーガズム曲線として、次のようなものをよく見かけます。

オーガズム期の特徴として、女性では子宮や膣の周辺の筋肉が、男性ではペニス周辺の筋肉が0.8秒刻みで痙攣することが分かっています。

次の図の赤いピークの幅が、女性の方が長いと考えられています。

男性のオーガズムは、5秒程度(3〜10秒)と言われています。一方で、女性のオーガズムは、平均して20秒も続くと言われています。

オーガズム反応そのものは、筋肉の収縮として測定することができます。

下のグラフは、膣内の圧力の変化であり、オーガズムによって腟内が締め付けられる状態になります。10〜11個の小さなピークが並んでおり、その度に、膣が痙攣して収縮していることが分かります。このような収縮は、0.8秒刻みで起こっています。膣の収縮そのものは、40秒近く起こっており、ゆっくりと収縮が開放されていきます。

一方、一番上の段の2つの上矢印で挟まれた時間は、女性自身が「オーガズム」を強く感じている時間です。このグラフでは、女性の場合は、膣の痙攣・収縮が繰り返されている最初の10秒程度で強く感じたと報告しています。

実際に女性のオーガズムで、筋肉の収縮を見てみましょう。

次の動画では、00:12〜00:56位まで、40秒ほど膣の入り口が収縮運動を繰り返すことが分かります。

一方で、快感という観点では、00:22〜00:34ほどの10秒程で、女性の喘ぎ声はひときわ大きくなっており、強く「快感」を感じていることが分かります。

つまり、「筋肉の痙攣としてのオーガズム」と「快感としてのオーガズム(絶頂感)」を区別して考える必要があります。

上のオーガズム曲線では、縦軸が「快感」となっており、筋肉の収縮・痙攣とは直接結びついていないことに注意が必要です。

「女性のオーガズムが20秒」と言う時、膣の収縮そのものは40秒近く起こっているとしても、快感が20秒続くことを意味しています

オーガズムの時に、女性が感じる感覚として次のような感覚が挙げられます。

  • 緊張・収縮の高まり
  • 感覚(絶頂感や快感)の爆発
  • 頭の中が真っ白になる感覚

次に、男性の射精を見てみましょう。

「男性のオーガズムが5秒」と言われる場合は、射精が5秒間続くことではなく、快感が5秒間続くことを意味しています。

実際に動画を見てみましょう。ペニスの筋肉の収縮運動は、00:01〜00:13まで10秒程続いています。

射精している間に、「快感(絶頂感)」は何秒間感じているのでしょうか。

 

最近では、射精そのものは快感を伴わないという考えが一般的です。

  • 射精とは多くの男たちにとって、痙攣でひくひくする以外のなんの感覚も伴わないような、筋肉の痙攣なのである。
  • 多くの男たちにとって、ほとんどの場合、射精にはなんの絶頂感も伴わない

筋肉の痙攣する感覚と排泄感が中心です。

むしろ、男性の快感は、射精直前の一瞬の、射精管の感覚が主であると考えられています。

典型的な男性のオーガズム曲線は、縦軸を快感とすると、次のようなグラフになるでしょう。

つまり、男性の快感は5秒もずっと短いと考えられます。オーガズム期は、青のピークで記載したように、排泄感が主であり、快感と言えるかは疑問です。

 

以上をもとに、本ページにおける「オーガズム」とは、筋肉の痙攣ではなく、性的な快感・絶頂感として考えていきます。

 

その上で、オーガズム(快感)の持続時間は、男性で5秒、女性で20秒というのは本当か、実際に、男女のオーガズムを見て、検証していきましょう

オーガズム(快感)の終わりは、喘ぎ声の程度、呼吸のペース、表情など、感覚が落ち着いてくる様子から判断しています。

反対に、表情が全く変わらない、呼吸が変わらないなどの場合は、筋肉の痙攣は起こっていても、快感レベルでのオーガズムはほとんどないものとして評価しました。

一人目の女性(1)の場合、約2分間隔で3回オーガズムに達しています。

オーガズムは、00:38〜00:48(10秒)、3:07〜3:17(10秒)、5:27〜5:40(13秒)です。

 

次の女性(2)の場合、オーガズムは、00:22〜00:48(26秒)です。

 

次の女性(3)の場合、オーガズムは、00:20〜00:41(21秒)です。

 

次の女性(4)の場合、オーガズムは、00:26〜00:37(11秒)です。放心状態になっているので、もう少し長いかもしれません。

 

次の女性(5)は、オーガズムに達すると、頭を床に打った後、失神したような状態になってしまいます。

体の痙攣が続き、終わりははっきりしませんが、オーガズムは1:29〜2:01(32秒)としました。3:13で、表情をゆがめて、意識を取り戻したことが分かります。オーガズムにより、2分弱ほど失神していたことがわかります。

オナニーで失神するほどのオーガズムに至る姿は圧巻です。

 

次の女性(6)の場合、オーガズムは、00:24〜00:49(25秒)です。

 

次の女性(7)の場合、オーガズムは00:20〜00:42(22秒)です。

 

次の女性(8)の場合、オーガズムは、00:14〜00:34(20秒)です。

 

次の女性(9)の場合、オーガズムは、00:16〜00:33(17秒)です。

 

次の女性(10)の場合、オーガズムは、00:14〜00:39(15秒)です。

 

次の女性(11)の場合、オーガズムは、00:20〜00:38(18秒)です。

 

次の女性(12)の場合、オーガズムは、00:23〜00:37(14秒)です。

 

次の女性(13)の場合、オーガズムは、00:21〜00:35(14秒)です。

 

次の女性(14)の場合、オーガズムは00:27〜00:37(10秒)です。

 

次の女性(15)の場合、オーガズムは00:24〜00:36(12秒)です。

 

次の女性(16)の場合、オーガズムは00:20〜00:32(12秒)です。

 

次の女性(17)の場合、オーガズムは00:31〜00:41(10秒)です。

 

次の女性(18)の場合、オーガズムは00:24〜00:34(10秒)です。

 

次の女性(19)は、電マで立ちながらオナニーをしています。

オーガズムに達すると、倒れ込んでしまいます。下で、男性のオーガズムを見ますが、たったまま、何事もないように射精する姿と対照的です。

終わりははっきりしませんが、オーガズムは00:22〜00:32(10秒)です。

 

次の女性(20)は、オーガズムのあと、飛び跳ねるように横たわります。体の痙攣がおさまらず終わりがわかりませんが、オーガズムは、00:23〜00:48(25秒)です。

 

20名の女性を見てきましたが、個人差はあるものの、女性のオーガズムは、長い人で20秒位、短い人で10秒位と言って良いのではないでしょうか。

オーガズムが20秒近く続く女性と、10秒位とやや短い女性との2グループに分かれそうです。

 

では、次に男性の射精を見てみましょう。

 

00:14で、「あ〜、イキそう」と声が出て、ここから女性が喘いでいる時に感じるような快感が得られる平坦期に入っていきます。そして3秒後の00:17には、射精が始まっています。

女性が数分間、平坦期にとどまって、快感を感じられるのに、男性は、その状態に留まることができません。この男性の場合、たった3秒でオーガズムに入ってしまいます。

精液の排泄が続いている間も、気持ちよさそうな声を出していることから、オーガズムは、00:18〜00:26(8秒)です。

 

次の動画は、ごくありふれた射精シーンでしょうか。出る直前に、「あっ」っと一瞬気持ちよさそうな声を出して、その後は、ただ排泄が続きます。声が出ている時に気持ち良いとすると、オーガズムは、一瞬(1秒)となります。出ている時は、あまり気持ちよさそうではないですね。

 

次の動画も、よくありそうな射精の1シーンですが、男性は、無言で表情も変えずに射精しているため、オーガズムを感じているのか判別不能のため、0秒としました。

 

次は、良くあるぶっかけ動画で、5人の射精をまとめて見てみましょう。立った姿勢で、顔射している様子が分かります。

気持ちよさそうかというと、無言で、淡々と排泄している様子にしか見えません。ただし、二人目の男性は、射精する瞬間に「ふう〜」という声を一瞬あげており(00:52〜00:53)、この方は1秒とします。他の4人は、気持ちよさそうな様子もなく0秒とします。

女性では、男性のように立ったままイッて、すたすた歩いて去っていくような芸当はできないだけに、感覚の深さも相当違うのではないでしょうか。

 

追加で3人、見てみましょう。

射精した精液を顔に塗られるMプレイの動画です。先程の動画で、顔射するのは爽快かもしれませんが、自分の顔につくとなると全く受け取り方は違いますね。

一番右の男性は、息遣いからオーガズムは 00:05〜00:10(5秒)です。左と真ん中の男性は、無表情で声や動きもなく射精しているので、0秒とします。

 

次の男性は、最後が切れてしまっていますが、声の様子から00:39〜00:44(5秒)程度です。

女性の「いつも、そうやって静かにオナニーしてるのか?」という言葉が、率直な感想でしょう。

上の動画でみたように、女性は、気持ちよくなると声が出る様子が分かります。この女性も、オナニーしている時は、気持ちよくなると声が出てしまうのでしょう。オナニーとはそういうものだと思っているからこそ、淡々と無言でこするだけの男のオナニーの姿に違和感を感じるのでしょう。

 

12名の男性を見てきましたが、オーガズムは5秒位か、それ以下のように見えます。射精している時間は5秒はありますが、気持ちよさそうな表情、反応を示していた男性は2名でした。他の男性は、射精の最中は、快感をほとんど感じていないのではないか、という様子でした。1名が射精の直前に、1名が射精する瞬間に、一瞬の快感を感じているような声を出していました。

 

これらの結果をグラフにまとめてみました。男性がほとんどの方で5秒もないのに対して、女性は10秒から30秒までとばらつきはあるものの、かなり長いことがわかります。統計的には有意に差がありました。

 

 

今回の動画を見る限り、男性のオーガズムは、5秒かそれ以下、女性のオーガズムは、10秒〜20秒、と考えて良さそうです。

 

女性のオーガズムの長さについては、1993年に研究報告も出ています。121人の女性の4割が、30秒〜60秒と長時間のオーガズムを感じています。

また、200人の女性の調査では、37%が20秒〜2分と長時間のオーガズムを感じることが報告されています。その報告では、残りの37%が、15秒以内の短いオーガズムを経験しているということです(残りの26%は無回答)。

オナニーだけでなくセックスまで含めると、女性は上の動画よりも、さらに長時間のオーガズムを感じることが可能なのでしょう。

 

女性のオナニーは、平坦期に感じている姿が長時間見られることに加えて、オーガズム期には体全体でビクビク反応して、それが10秒以上も続く姿は、見ていて圧巻です。さらに最近では、「吸うやつ」を使って女性が簡単に連続オーガズムを経験できるようにすらなりました。

 

一方、男性のオナニーは、平坦期に至るまで淡々とこする時間が長く、見どころといえば、オーガズムの間、精液が排出されるペニスの動きといった所でしょうか。顔の表情ひとつ変えずに出す姿を見ると、女性にくらべて感覚は相当乏しいのではないかと思ってしまいます。

コメント

  1. KT より:

    更新される度に拝見させていただいております。

    楽しみにしてます。

Social media & sharing icons powered by UltimatelySocial
タイトルとURLをコピーしました