射精の快感とはどんな感覚か?

男性のオーガズムは、射精という目に見える形があるだけに、その感覚については、あまり気にされることもないようです。女性も、男性は射精すれば満足と思っているでしょう。

それでは、射精の感覚とは、どんな感覚なのでしょうか? ネットでは、

「射精した瞬間は、なんとも言えない気持ち良さを感じます。」

「射精までの時間って男にとって快感でもあると同時に我慢の時間でもあるんですよ。だから出そうな精液がなかなか出ない状態から射精して、一気に精液が出ていくと「ああ~!」ってなります。」

「オーガズムに達して射精した瞬間、男性の快感はあっという間になくなります。打ち上げ花火みたいに一瞬のうちに快楽に達し、一瞬で消えてしまいます。」

とにかく快感が一瞬で終わることはよく分かります。

それでは、典型的な男性のオーガズムの図を見ながら、振り返ってみましょう。

興奮期:Hな動画を見ながら、ペニスの裏筋をやさしく擦ると、くすぐったいような気持ちよさを感じて、すぐに勃起します。勃起したペニスの感度は下がり、亀頭や竿を上下にしごく感覚は、皮膚をこすっている感覚に近いものです。Hな動画を見て、頭は興奮していて、もっと感じたいのに、何か厚い布で覆われているかのうようです。

平坦期:ムズムズと、何かでそうな感覚をペニスの奥に感じます。そこから、ゲージのような感覚が高まっていきます。「あっ、イキそう」と言ってから、射精が始まるまでの間、この状態が平坦期です。多少呼吸が乱れたり、喘ぎ声も出たりと、気持ちよさが感じられます。この状態は6秒程度と言われています。高まってきた感覚は、後戻りできない線を踏み越えて、オーガズム期に移ります。

オーガズム期:腰の中にジーンとしびれたような感覚が広がり、すぐに、精液が尿道を通る感覚が始まります。直後に、精液が噴き出します。直前の快感は、急速に消えて、頭の中がボーと、意識が遠のいているような感覚になります。目を閉じていたいようなだるさ。この状態は5秒位つづきます。この時間がオーガズムと言われています。

実際、次の動画でも、精液の噴出が始まって、5秒位で収まっていくことがわかります。女性では、オーガズムで、体が痙攣するのに対して、男性では、痙攣はペニスに限局しています。

動画はぼかしをかけてしますので、オリジナルを見たい方は、英語のwikipediaのサイトでどうぞ。

消退期:その後、急速に意識が冷静にもどります。ペニスは触られると痛く、もはや性的なものごとへの関心が失われます。Hな動画は一瞬でも早く消したくなるでしょう。消退期は、早くて10〜15分、人によっては数時間ほど続きます。この間は、再度勃起して射精することは困難です。

 

森岡正博は、感じない男の中で次のように書いています。

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私は思うのだが、けっこう多くの男たちは、自分の体が不感症であることを、うすうす知っているのではないだろうか。男たちの猥談(エッチな会話)を聞いていると、そのことがよく分かる。昨日、どこそこのソープに行ってきたが、あそこの女の子はほんとうによかった。締まりもよくて最高だ、などと自慢しているのだが、そのときの射精がどんなふうに至福だったのかについては、ほとんど何も語らないのが猥談のルールである。女の体の性能については詳しく語るのに、自分の射精のすばらしい体験については語らない。

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射精の体験が、あまりに一瞬すぎて、気持ちよさを実感する余裕もない間に終わってしまうことが、男性が射精の快感について語ることができな理由の一つではないかと思います。

 

女の知らない射精の感覚の秘密 という記事では、「しょぼい射精」という、快感を伴わない射精について記載しました。

しょぼい射精では、平坦期がなく、オーガズム期の強い快感も失われます。精液が尿道を通る排泄感だけが、感じられます。頭がぼーっとした感覚もないでしょう。たしかに射精していますが、オーガズムとも言えないような感覚です。

 

オーガズム期の快感を感じない、しょぼい射精は意外と多いのではないかと感じます。射精の動画を見ても、表情を変えずに淡々と射精する男性の姿はいくらでも見つけることができます。

 

 

森岡正博の著書、「感じない男」には次のように記載されています。

・射精とは多くの男たちにとって、痙攣でひくひくする以外のなんの感覚も伴わないような、筋肉の痙攣なのである。

・多くの男たちにとって、ほとんどの場合、射精にはなんの絶頂感も伴わない。

森岡正博自身、次のように書いています。

・射精の瞬間を振り返ってみれば、私はそのとき周囲の状況がはっきりと見えている。腕の筋肉で自分の体をしっかりと支え、銃を持った兵士のように周囲をクリアーに認識した状態で、性器がひくひくと痙攣するのが射精なのである。

・射精は、「あー、全部出てすっきりした」という排泄の快感でしかないのだ。

 

こうした事実をふまえると、男性のオーガズムは、実際は、下のような曲線になるのではないかと思います。

射精の直前に気持ちよさが急激に高まって、一瞬、強い快感を感じます。これが赤のピークです。

その後、オーガズム期では、青の山のように、快感とは言い難い「痙攣と排泄感」が数秒間続きます。

つまり、男性のオーガズムとは、打ち上げ花火みたいに一瞬のうちに快楽に達し、快楽はあっけなく終わってしまい、あとは、排泄感がズルズルと続く、といった感覚の推移になるのではないでしょうか。

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