クリトリスはペニスより100倍以上も感度が高い!?

11月 28, 2019

女性が男性の射精の感覚を味わえないように、男にとってもクリトリスの感覚は未知の神秘である。

ペニスの裏筋を優しく触ったり、振動を当てたりすると、気持ちよさを感じるが、なんとなく鈍い感覚だ。何か、「本当の気持ちよさ」の周りに厚い皮が何十にもかぶさっているような。そんな邪魔な覆いの上からなんとか気持ち良さの中核に近づこうとするが、その感覚は鈍くしか感じられない。

クリトリスの感度は、鈍い男性の感覚を何十倍にも鮮明にしたものだろうと思う。

その理由を説明していくが、まずはクリトリスについて大まかに説明する。日本語のWikipediaページを見ると、クリトリスの画像が載っている(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E6%A0%B8)。

クリトリスは通常包皮に覆われていて、包皮をもちあげて露出しても、外からみるとただの突起にしか見えない。しかし実際には、下図のように、体内で2本の足のような海綿体につながっている。ペニスにおける海綿体というのは竿の部分であり、男性では全体が外にぶら下がっているのと違って、女性のクリトリスは、先端の一部しか見えていないというわけだ。

クリトリスには、8,000本もの神経が通っている。それに対して、男性のペニスの亀頭に通っている神経の数は、4,000本。では、クリトリスの感覚は、単純にペニスの感度の2倍かというと、そんなに単純ではない。ペニスの直径はクリトリスの約10倍であるから、表面積は100倍である。感覚は、神経終末の密度によっても影響される。

例えば、皮膚を考えてみよう。口の周りや手のひら、指などには、神経終末が密に存在する。一方、太ももや脛などの密度は低い。試しに手のひらの内側をひとなですると、鋭敏に触覚を感じるが、手の甲や前腕などの触覚は鈍い。このような感覚の違い、これが神経密度の違いである。

表面積が100倍違うとして、密度で換算してみよう。

クリトリスの感度を8,000とすれば、ペニスの感度は、20になる。

4,000 ÷ 2 ÷ 100 = 20。

つまり、クリトリスの感度は、ペニスよりも100倍高いということになる(https://salondesm.com/about/column/268-8000)。

ペニスの裏筋をそっとなでた時の気持ちよさ。この鈍い感覚は、女性がクリトリスに電マを当てたときには、100倍近い鮮明な感覚として感じられるのだろう。

実際は、男性のペニスの中でも、裏筋周辺が気持ち良いなど、局所的な違いもあるので、表面積を単純に100倍としてよいかは疑問が残る。しかし、神経終末の密度を考えれば、クリトリスの感度がペニスよりも圧倒的に優れているのは間違いなさそうだ。

では、感覚そのものは男女で変わらないのだろうか?

おそらく感覚の質そのものは違わないのではないかと思う。

つまり、肌をつねる痛さや、食べ物の甘さ、口内炎の痛さなどが男女で変わらないように、ペニスの裏筋に電マを当てた感覚と、クリトリスに電マを当てた感覚そのものは近いのではないかと思う。

その理由は、ペニスとクリトリスは、いずれも同じ器官から発生しているからだ。

下の図をみるとわかるように、胎児の9週目に赤い部分が、男性の亀頭、女性の陰核に成長する。

おなじ器官に由来するわけだから、神経終末の種類は同じと考える合理的な理由だろう。

実際、構造もよく似ている。外観からは、ペニスは亀頭と陰茎からなりたっている。クリトリスは、外からは亀頭しか見えないがその奥に、二本の足のような海綿体でつながっている。

女性でも興奮すると海綿体が固くなり、クリトリスの勃起が起こる。勃起すると、1.5倍から4倍にまで膨らむという(https://www.irishtimes.com/life-and-style/health-family/the-clitoris-has-8-000-nerve-endings-and-nine-other-things-we-learned-from-a-new-artwork-1.2947694)。

しかし、海綿体の大部分が体内に存在するため起こるため、ペニスと違って、外から見ても勃起は分かりずらい。

また、ペニスとクリトリスが同じ器官に由来するだけに、両者の中間段階となる奇形が存在する。

下図の一番左が、男性のペニスであり、一番右が一般的な女性の外性器である。2~5が中間段階である。

こういう中間段階、特に4番や5番の状態などは、巨大クリトリスとしてエロ動画などでもネタになっている。

そういう画像はよく出回っていて、モザイクが掛かっているが、クリトリスが巨大化しているのがわかる(このサイトではモザイクのある画像しか表示できないが、ネットで調べればモザイクなしの画像もいくらでも見つかるだろう)。サイズもいろいろだ。

カリビアン.com

クリトリスが巨大化すると、あたかも小型ペニスのように見える。このことからも、クリトリスとペニスが同じ器官に由来することがよく分かる。

こうした発生的な共通性が、ペニスとクリトリスは似た感覚を引き起こすのではないかと考える根拠である。

つまり、男性がクリトリスの感覚を想像するとすれば、ペニスの裏筋に電マをあてて、その100倍近く鮮明な感覚が体を襲うと考えれば良い。女性が感じたり、恍惚とした表情になるのもよく理解できる。

一方で、女性が男性のペニスの感覚を想像するとすれば、クリトリスに電マを当てて、その感覚の1/100の強さを男性が感じていると考えれば良い。いくらフェラをしても男性が一向に感じる様子を見せることもなく、ずっと無表情でいるのも理解出来るだろう。

女性は、「男性はどうして感じる素振りを見せないのだろう?」と思うようだ。実際、ペニスの裏筋を触ってみても、どうしてこうも鈍い感覚しか感じないのか疑問に思う。

それは、神経終末の数と密度を考えれば当然なのだ。

亀頭や裏筋を触っても、敏感に感じることもなく、鮮明に感じる感覚と言えば、射精する直前に一瞬、腰のなかにジーンと広がる痺れのような気持ちよさだけだ。

男性になぜオナニーするか聞けば、ムラムラして射精したくなるという排泄欲を上げるだろう。この溜まった感覚は、前立腺の圧迫による男性独特の感覚であるが、排泄欲を引き起こす不快な感覚でしかない。

一方、女性に聞けば、オナニーする理由は、快感そのものやリラックスが目的だという。感度が高いクリトリスは、快感そのものを目的とできる器官なのだ。