動画で射精が簡単に見える時代

11月 28, 2019

スマホ時代になって、エロのあり方も随分と変わった。男性にとって、いまやエロ動画はいくらでも無修正で見えるものとなった。昔のエロ本では、局部が見えなくなっており、神秘の様相をまとっていたが、いまや、局部もエロのプロセスもすべてオープンになっている。

エロは、頭の中で作り出されるものだというが、その意味では、個人の趣向やフェチズムが存在する以上、エロは永久になくならない。ただ、無修正の実物への何か幻想を求めるような感覚がなくなっただけだ。

男性の射精については、いくらでも動画が存在するが、一番のお気に入りは、ウィキペディアの動画だ。

https://commons.wikimedia.org/w/index.php?title=File%3AEjaculation.ogv

すごい迫力だ!!ウィキペディアが本来、知の集積として作り出された以上、ウィキペディアの射精動画は、もともとはエロ目的ではない。実際、自分がこの動画を見ても、エロ動画を見るような興奮はわかない。ただ、射精の迫力に言葉を失う。実際、射精障害であったり、本来の射精がどのようなものであるかを知らない人も存在しうるから、ウィキペディアにこのような動画が存在することは価値があると思う。

ちなみに、日本語のウィキペディアで射精について記載してあるページは下記の通り。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%84%E7%B2%BE

こちらのページでは、男性の凛々しい勃起したペニスの画像が掲載されている。日本語のページは、日本人が編集しているので、日本人の誰か、我こそは!と思う有志が画像を提供したと考えられる。

日本語のwikipediaページにおける射精の動画は、横から見たアングルを採用している。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Ejaculation_educational_ani_short.gif

現実の時間よりもゆっくり再生されており、精液の放出の様子がわかりやすい。個人的には、英語のページの方が迫力があると思うが、横から見るアングルが好みの人もいるだろう。

なお、Wikipediaにこのような動画がのっていることの是非について、調べた所、「現在、ウィキペディア日本語版にある「射精」という記事において、射精時の男性器写真が掲載されたことで削除すべきかどうかの議論が行われています。」という。これに対するある弁護士の回答は、「最高裁判例の「わいせつ」の定義は「徒に性欲を興奮又は刺激せしめ、且つ普通人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義に反するもの」となっていますから,百科事典の資料として載せられた男性器の写真は,通常の掲載方法である限り,一般人が学術的・科学的なものと受け取るであろうことからして,わいせつ物には当たらないと思います。なお,最高裁判例には,あくまで文書のわいせつ性についての判断ですが,主として読者の好色的意図に訴えるものかどうかによるべきとしたものもあります。この基準を準用しても,わいせつ物には該当しないと思われます。」との回答がある(https://www.bengo4.com/c_1009/c_1406/b_201637/)。

なるほど。確かに、Wikipediaの動画を見ても性欲が掻き立てられることはない。

話は変わって、この日本語のページを読んで興味深いことは、射精時について「この時男性は、オーガズムに達する。快感は陰核と同等か、場合によってはそれ以上となる。」と書いていることである。この文章を記載した日本人(男性?)は、射精の快感の方が女性のオーガズムより高いという考えを提示している。

最近の女性は、実際の射精そのものを見るよりは、動画で見ることの方が早いようだ。このような動画を見て思うのは、この射精している本人はどのような感覚を感じているのだるかな?ということだ。ドクドク出ている感覚については、容易に想像がつくが(一種のオシッコのようなものだ)、いわゆる絶頂感、気持ちよさは、感じているのかな?と思う。表情がないため、そのようなソフトな部分が隠されている。しかし、微動だにせず射精している様子を見ると、ただ、精液の放出される感覚だけを感じているのかなと思ったりもする。

精液の放出という目に見えるわかりやすい現象があるだけに、男性の感覚的な側面はほとんど無視される。男性の射精動画をいくらみても、そのような感覚的側面について分からないのは、現代になってもいまだ変わらない。